皆さんはエケベリアをご存じだろうか。多肉植物が好きな人なら知っているだろう。ロゼット状に広がり、ぷにぷにしてそうな見た目と色合いがとても美しい多肉植物である。その中でもリラシナはシャープな曲線と端から出る謎の突起が可愛い品種だ。
この記事は植物を育て始めた素人が、家の中で鑑賞したいとリラシナを窓際で育てた記録である。
購入した経緯は近所のホームセンターで偶然見つけて、その見た目を気に入ったからだ。値段は300円で、当時多肉を知らなかった私は、その作り物のような植物に衝撃を受けた。
2023/3:購入

購入してすぐ植え替えた時の写真がこれ。元々は3号のプラ鉢に入って売っていたと思う。
鉢は3.5号の陶器鉢、土は市販の多肉植物用のものを使った。陶器鉢にしたのは生育に良いと何かの記事に書いてあったためだ。
当時の私はポトスとサンセベリアくらいしか育てたことが無かった。その為、東向きの窓際で週1で水やりすれば大丈夫やろ、と初心者丸出しの管理をしていた。
後で知ったが、多肉植物は日が当たる時間が短かったり水をあげ過ぎると簡単に徒長する。正直、育成ライトを使うべきなのだろうが、高価なためなしで育てることにした。
2023/6:5号プラ鉢へ植え替え

購入して3か月、早すぎる植え替え。今思うと何をしているんだと思うが、当時の私は陶器鉢にカビが生えることを知らなかった。カビの生えた鉢を室内に置いておきたくなかった為、5号のプラ鉢へ植え替えた。
なんで5号にしたんだろう。結構大きくなるらしいと何かの記事で読んだからだった気がする。
教訓としては室内で育てるならプラ鉢を使おう。水やりが上手い人は室内でも陶器鉢にカビを生やさないらしいが、植物歴3か月の初心者には無理だ。
これも後で知ったが、プラ鉢ならスリットの入っている鉢が良いらしい。根腐れを回避できるそうだ。
2024/5

前の写真から11か月後、花芽が出てきた。(その間の写真撮影してなかった…)
植物用に大きめの棚を設置し、撮影しづらくなった手前に移動して撮影した。実際の置き場は今も最初の写真と同じく窓際だ。
エケベリアは他の植物と比べると成長の遅い方らしいが、確実に成長していることが見て取れる。まぁ、花は咲かせると体力を使わせるらしいし、交配するつもりもないのでこの後切った。
1年育てて思うのは、変化が少ないエケベリアだが、季節によって様々な姿を見せてくれる。寒い冬は縮こまって若干赤っぽくなり、暖かくなると葉を広げて青々しくなる。光の加減や見る角度によっても全然違う姿が見れる。他者の写真を見るのも面白いが、実際に育ててみるとより面白い。
また、同じリラシナでも原産地なのか個体差なのかわからないが、株で結構違いがある。まぁ同じ人間でも容姿が違うしそういうものなのだろう。
2024/7

前の写真から2か月後。すごい大きくなったように見えるのは葉を広げたからだろうか。ちょっと徒長してるような気がするが、綺麗だから別に問題ないだろう。
ご存じの人は多いと思うが、エケベリアも品種によって大きさが変わる。中でもカンテという品種は40cmを超える大きさになるらしい。リラシナは20cmを超えるらしいが、日本の室内でどこまで大きくなるのかは謎だ。
未だに水やりと肥料の適量は分からない。とりあえず大きくなっているので、環境に問題はないのだろう。
2024/11

前の写真から2ヶ月。いつの間にか5号鉢にギリギリのサイズになっていた。つまり直径で15cmだ。
秋に植え替えるつもりだったが、残暑からの冷え込みが極端だったため来春に見送る。このまま6号のプラ鉢へ植え替えるか、水はけを考慮してスリット鉢に植え替えるか迷う。
写真を並べて気が付いたが、初年度より2年目からの方が成長速度が上がった気がする。来年はさらに早くなると嬉しい。
置き場は相変わらず遮光のない窓際だが、特に葉焼けすることも無い。これも何かの記事で読んだが、家庭で使われる窓ガラスの遮光率は30%前後らしい。これは薄手の遮光布と同じ遮光率のため、良い感じに葉焼けせずに済んだようだ。
2025/4:6号スリット鉢へ植え替え

前の写真から5か月。5号鉢にギリギリだったので6号スリット鉢へ植え替えた。
植え替え時に鉢から抜けなかったり、根元の枯れ葉を取ったりで手間取った。ベタベタ触ってしまった為に粉が剥げた…。悲しい。
植え替えたら少し小さくなった気がする。寒かったせいで少し縮こまって見えるからだろうか。ただ冬の水管理が厳しすぎたせいか枯れ葉がロゼット2周分くらい出てしまった。冬場の水やりは月に1回程度だったが、窓際と言えど室内だ。もう少しあげて良かったのかもしれない。
2025/7

前の写真から3か月。暑くなったためか葉を広げ、6号鉢でピッタリくらいのサイズになった。前回の植え替え時についた指紋がある程度気にならなくなって喜ばしい。また、6号スリット鉢に変えてから、水やりの頻度が若干変わり、ひとまず1~2週間に1回の頻度でやっているがとりあえず問題はなさそうだ。
2025/8

前の写真から1か月後。株が大きくなってくると、形が崩れて綺麗なロゼットでなくなってきてしまった。鉢回しが足りていないのか、そういうものなのかわからないが、なってしまったものは仕方ない。
まだまだ大きく成長しており、来春頃には7号鉢に植え替えする必要があるのだろうか。これ以上大きくなると窓枠に置けなくなりそうだ。
まとめ
多肉植物に興味があるなら、育てやすくて美しいリラシナはいかがだろうか。植物は高いほど高性能な工業製品と違って、安いほど丈夫で増えやすい。近所のホームセンターや園芸店で気に入ったものが無かったら、ネットで買うこともできる。
ただ高額な希少種は育てにくく増えにくいから、とりあえず安いものから始めてみよう。安いと価値が無いように思えるが、その価値を決めるのは他の誰でもないあなた自身だ。
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リラシナ育成中に同じエケベリアのカンテをカット苗から育成に挑戦した。だが、水管理に失敗し根腐れさせてしまい、夏越しが出来なかった。同じエケベリアでも普及種でなく、さらに根の無いカット苗では育成方法が違うのだろう。いつか再チャレンジしたい。
私はリラシナを育てている間にも観葉から野菜まで70種くらい色々育てるのにハマった。今後も色々な種類の育成記録を書こうと思う。
それではよき植物ライフを。

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